『武装錬金 打ち切り』調査結果!ライナーノートとあとがきには…

休載・打ち切り

『武装錬金』(ブソウレンキン)は、
週刊少年ジャンプで連載された「和月伸宏」(わつき のぶひろ)さんによる作品です。

漫画の打ち切りについて、
【個人調べ】・【ライナーノート】・【あとがき】の情報を元に、詳しく紹介しています

武装錬金 打ち切り

『武装錬金』漫画の打ち切りについて紹介していきます

『武装錬金』について調べていると、【武装錬金 打ち切り】という言葉がでてきます。
また、インターネット検索では、【打ち切り】という言葉を使用した記事がいくつもでてきます

私自身、『武装錬金』は週刊少年ジャンプで読んでいて【面白い】と感じていた作品だった
ので、【打ち切り】という言葉が気になり、個人的に調べています。

【武装錬金 打ち切り】について調べた内容

①『武装錬金』X(旧Twitter)
公式X(旧Twitter)、作者:和月伸宏さんのX(旧Twitter)
②『武装錬金』打ち切り記事
③『武装錬金』最終話

④『武装錬金』は打ち切りだったのか
以上の内容について調べました。 調査結果 → 【参考記事】

結果、【ある程度構想通りの完結】であったと感じましたが、
「最終話」で完結していないことが気になり、改めて『武装錬金』単行本を調べてみました。

すると、【ライナーノート】【あとがき】に、打ち切りに関係する情報がでていましたので、
この後詳しく紹介していきます。



武装錬金 ライナーノート

『武装錬金』ライナーノートについて紹介していきます

『武装錬金』単行本の一番最後には、【ライナーノート】が描かれていて、
作者:和月伸宏さんがどのように考えて描いているのかが詳しくでています。

しかも、【ライナーノート】は1話ごとに細かく描かれていますので、自分が気になった話数が
どのように描かれているのかを知ることができ、作品についてより知ることができます。
これだけ詳しく描かれている作品は、【武装錬金】だけではないかと私は思います。

それでは、【ライナーノート】の「最終話」・「武装錬金ファイナル」・「武装錬金ピリオド」
について紹介していきます。

『ライナーノート』最終話

             最終話 BOY MEETS BATTLE GIRL

・連載終了の回です。ずっと応援してくれた人、すみません、そして本当に
ありがとうございます。

・この段階で増刊の方にページを頂くコトは既に決まっていたのですが、
それでも最終回は最終回。全部は到底無理だけど、せめて何か一つでもしっかり
締めなくてはと考え、カズキと斗貴子の二人の関係を選びました。

元々この『武装錬金』という作品で描きたかった大きな要素の一つに
“少年少女の成長物語ージュブナイル”があり、表題の『BOY MEETS BATTLE GIRL』
はそんな思いを込めてつけてみました。 続く…

『武装錬金』第9巻 ライナーノート 参照

『ライナーノート』最終話では、
【全部は到底無理だけど、せめて何か一つでもしっかり締めなくてはと考え、カズキと斗貴子の
二人の関係を選びました。】という内容が描かれています。



 『ライナーノート』武装錬金ファイナル

                武装錬金ファイナル

・読切形式で60Pオーバーは初めてのコトで、描いても描いてもエンドレス地獄を経験。描きたくてもタイムアップで描けない週刊での地獄とはまた別の厳しさ。
漫画の地獄は奥が深いなぁ…。

・とは言えそれでもやっぱり全ての内容をブチ込むのは不可能。
という訳で編集部に読切2回分恵んでもらえないかと交渉、
ポンコチックな老頭児を哀れんでくれたのか、あっさりとOKに。

・そんなこんなで読切一発目。とにかく週刊の方でマキシマムに広げまくった
ヴィクター絡みの展開をひとまず締めくくろうと考えて構成。 続く…。

         『武装錬金』第9巻 ライナーノート 参照

『ライナーノート』武装錬金ファイナルでは、
【全ての内容をブチ込むのは不可能】【編集部に読切2回分恵んでもらえないかと交渉】
という内容が描かれています。

『ライナーノート』武装錬金ピリオド

武装錬金ピリオド

・泣いても笑ってもこれで本当の最終回。
・65Pという中にとにかく入れなくてはならない要素を入れるのに四苦八苦。当初考えていたヴィクトリアとムーンフェイスを中心としたホムンクルスの反乱劇は全てカット。

カズキと斗貴子とパピヨン三人のドラマを主軸に構成。時系列を徹底的にいじくり、
別人物による回想を細切れに挿入するコトで「ファイナル」から「ピリオド」
に至るまでの斗貴子の様子を必要最小限に収めて描写。

正直いってかなり読者に”読み解き”を求める難しいモノになってしまってます。続く…。

『武装錬金』第10巻 ライナーノート 参照

【ライナーノート】武装錬金ピリオドでは、
【ヴィクトリアとムーンフェイスを中心としたホムンクルスの反乱劇は全てカット】
【斗貴子の様子を必要最小限に収めて描写】
という内容が描かれています。

『ライナーノート』について

『武装錬金』単行本の【ライナーノート】で紹介されている、
【最終話】・【武装錬金ファイナル】・【武装錬金ピリオド】の3つについて紹介しましたが、
実際に内容を見てみると、予定していた内容をカットしたり、必要最低限に収めていることが
わかります。



武装錬金 あとがき

『武装錬金』あとがきについて紹介していきます

『武装錬金』第10巻の【あとがき】では、連載の期間や作品を描くにあたって苦労したこと
などが書かれています。また、次のような内容がでていました。

あとがき

連載終了の報せを聞いて、誰とも会いたくなくて一晩だけ箱根の温泉に逃げたコト。
何が何でもこの作品は最後まで描きたいとあがいたコト。

そしてあがき切ってようやくここに辿り着いたこと。

『武装錬金』第10巻 あとがき 参照

※【あとがき】の一部を紹介しています。

『武装錬金』の【あとがき】を読んでみると【連載終了の報せ】という内容がでてきています。
これは、【打ち切り】ととれる内容となっていますが、最後まであがいて辿り着いた
(描き切った)とも書かれています。



武装錬金 打ち切りについてのまとめ

『武装錬金』打ち切りについて紹介していきます

『武装錬金』漫画の打ち切りについて、
【ライナーノート】【あとがき】の情報を元に紹介してきました。
今回紹介した情報をまとめると、次のようになります。

【武装錬金 最終話】

『武装錬金』連載終了の回。この段階で増刊の方にページを頂くことは既に決まっていた。
一つの締めくくりとして、【カズキと斗貴子の二人の関係を選ぶ】

【武装錬金 ファイナル】

読切形式で60Pオーバーは初めて。編集部に読切2回分の交渉。
読切一発目では、【ヴィクター絡みの展開をひとまず締めくくろうと考えて構成】

【武装錬金 ピリオド】

本当の最終回。
【ヴィクトリアとムーンフェイスを中心としたホムンクルスの反乱劇は全てカット】
【斗貴子の様子を必要最小限に収めて描写】

【武装錬金 あとがき】

連載終了の報せを聞く。何が何でもこの作品は最後まで描きたいとあがいた。
そして、あがき切ってようやくここに辿り着いた。

【打ち切り】についてのまとめ

●『武装錬金』作者:和月伸宏さんの描く【完結】ではなかった。当初考えていた、
【ヴィクトリアとムーンフェイスを中心としたホムンクルスの反乱劇は全てカット】、
【斗貴子の様子を必要最小限に収めて描写】となった。

●連載終了の知らせを聞いたが、何が何でもこの作品は最後まで描きたいとあがいた。
また、あがき切って最終回までたどり着いた。

結果としては、和月伸宏さんの描く【完結】とはなりませんでしたが、最後まで描きたいと
あがいて描き切ったことを考えると、【打ち切り】とまとめるのは難しく、
【予定をしていない完結】または【ある程度構想通りの完結】と言えるのではないかと思います



武装錬金 最後に

ここまで【武装錬金 打ち切り】
【武装錬金 ライナーノート】
【武装錬金 あとがき】
【武装錬金 打ち切りについてのまとめ】
と紹介しましたがいかがだったでしょうか?

『武装錬金』漫画の打ち切りについて、紹介しました。
また、『武装錬金』は作者:和月伸宏さんの思い描く【完結】ではありませんでしたが、
【ある程度構想通りの完結】なのではないかと、私は思います。

私自身、『武装錬金』は【全巻】を購入し読みましたが、素晴らしい作品だと感じています。
まだ読んだことのない人や興味ある人は、ぜひ読んでみてください。

そして、『武装錬金』は他にも記事を書いています。
この後【関連記事】として紹介していきますので、興味ある人は覗いてみてください

単行本【関連記事】
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『武装錬金』3巻 『武装錬金』4巻
『武装錬金』5巻 『武装錬金』6巻
『武装錬金』7巻 『武装錬金』8巻
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