『武装錬金』(ブソウレンキン)は、週刊少年ジャンプで連載された「和月伸宏」(わつき のぶひろ)さんによる作品です。主人公である「武藤カズキ」に関連する人物紹介、「突撃槍」と「技」、印象に残った言葉(名言)と偽善者という言葉、対戦相手について詳しく紹介しています
武装錬金 武藤カズキ(むとうかずき)
『武装錬金』武藤カズキ(むとうかずき)について紹介していきます |
『武藤カズキ』(むとうかずき)
本作の主人公で、武装錬金「突撃槍」を使う。
無防備を装ってホムンクルスを誘い出していた津村斗貴子を、
気づいていないと勘違いし「危ない!」と助け、命を落としてしまった…。
津村斗貴子に「キミに少し興味が湧いた」と核鉄を心臓部に入れられ、
生きる力と突撃槍の「武装錬金」を手にする。
ホムンクルスのアジトにこれから残党を斃しに行くという津村斗貴子に、
「よし オレも行く!なんか手伝えるコトがあったら」と津村斗貴子に伝えたが、
「キミに核鉄を与えたのは戦わせるためでなく、助けるに値する命だと感じたから」
「武装錬金やホムンクルスについて教えたのは、
ちゃんと事態を把握して冷静に対処して欲しいから」と断られてしまう。
ただ、それでも津村斗貴子の元へ向かうと武装錬金を使い、ホムンクルスを撃破する。
そして、津村斗貴子の身体に寄生してしまったホムンクルスの解毒剤と手に入れるため、
蝶野の実家に行き蝶野攻爵(パピヨン)を斃す。
戦い続ける気があるなら、キャプテンブラボーの権限に於いて錬金の戦士にスカウトする
と言われる。その後、キャプテンブラボーに「オレを錬金の戦士にしてくれ」とお願いする。
そして、ヴィクターと遭遇し全開で戦ったが倒されてしまう…。
「斗貴子さん…哭いている…?戦わなくちゃ…」と立ち上がったカズキの核鉄は、
「黒い核鉄」に変わってしまった…。
ヴィクター化してしまったカズキは、津村斗貴子により元の姿に戻ることができたが、
人間とヴィクターの二つの「中間の存在」となってしまった。
キャプテンブラボーが「黒い核鉄」について1か月調べた結果、
カズキは元の人間には戻れない、夏休みが終わりころにはヴィクターと同じ…
いるだけで死を撒き散らす化物となることを聞く。
カズキはキャプテンブラボーと戦うことになってしまい、負けてしまう。
何とか助かったカズキは、津村斗貴子が一つ前の任務で回収した核鉄
(今回の元凶の黒い核鉄)の手がかりを探すために行くことを決める。
目的地ニュートンアップル女学院に到着し「黒い核鉄」の力を全て無効化する「白い核鉄」
があることがわかったが、二人のヴィクターに対して元の人間に戻れるのは
ヴィクターか武藤カズキのどっちか一人であることを知る。
津村斗貴子と2人でヴィクターのところへ向かい元の人間に戻そうとするが、出力不足だった。
カズキは「ゴメン 斗貴子さん その約束守れない 本当にゴメン」と津村斗貴子の手を放し、
エネルギー全開で命なき月の世界までヴィクターと共に飛んで行った。
もう戻ることができないと思っていたカズキは、
ヴィクターの大戦斧の武装錬金とみんなの力によって、何とか戻ることができた。
そして、蝶野攻爵(パピヨン)との決着をつける。
武装錬金 突撃槍(ランス)と技(名称)
『武装錬金』武藤カズキの突撃槍(ランス)と技(名称)について紹介していきます |
『武装錬金』の主人公である「武藤カズキ」が使用している《突撃槍》と《技》
について紹介していきます。
突撃槍(ランス)の名前は?
武藤カズキは、自分の武装錬金(突撃槍)にカッコいい名前を!
と津村斗貴子に自分が考えた候補を伝える。
①スーパーウルトラスペシャル ストロングマッスルDX
②トンボ切り2003
③シンプルに「槍」
④意表をついて「剣」
の4つを挙げ、「さあどれ⁉」と津村斗貴子に聞くが、「そんなのは更に後でいい!」
と言われてしまう(笑)
『武藤カズキの武装錬金』突撃槍
槍(突撃槍)は、「武藤カズキ」が使用してる(持っている)武装錬金。
突撃槍には、戦う意志に呼応してエネルギー化する飾り布がある。
それが武藤カズキが持っている武装錬金の特性。
ホムンクルス鷲尾との戦いでは、飾り布のエネルギーで落下の衝撃を相殺している。
そして、槍の穂先に布を巻いて突進力だけでなく「破壊そのもの」の力にも使うことができる。
津村斗貴子は、武藤カズキが使う武装錬金のエネルギーが間近で見ると太陽の光によく似た山吹色をしているため、「SUNLIGHT HEART(サンライトハート)」と名前を付ける。
その後、武藤カズキが持っている「黒い核鉄」(ヴィクター化)の影響により、
槍の形状が変わってしまう。以前より小さく軽く片手でも十分に扱えるようになったが、
その分リーチが短く破壊力も低くなってしまった
技(名称)
武藤カズキが一番初めに付けた技の名前は「ジュースティングスラッシャー」。
ホムンクルス鷲尾(オオワシのホムンクルス)との戦いで使用している。
そして、ホムンクルス金城(核鉄を武装錬金として使える人間型ホムンクルス)との戦いでは、
ジュースティング改め「サンライトスラッシャー」という名前で技を使っている。
武装錬金 武藤カズキ 名言
『武装錬金』武藤カズキの「名言」について紹介していきます |
オレはみんなを守るから 誰かオレを守ってくれ…
ヴィクターとの戦いで一度倒されてしまった武藤カズキ…。
戦わなくちゃ…と起き上がると武藤カズキの核鉄が「黒い核鉄」に変わってしまった。
ヴィクター化してしまった武藤カズキは、津村斗貴子と共に「黒い核鉄」
の手がかりを探すため、ニュートンアップル女学院に向かう。
そして、「黒い核鉄」の力を全て無効化する「白い核鉄」があることがわかったが、
二人のヴィクターに対し使えるのは一人…。
決めなくちゃな…ホントはもう決まっている、頭ではわかっている。
ヴィクターを止めなくては大勢の人に危険が及ぶ。このまま放っておく訳にはいかない。
けど…そしたらオレは…「オレはみんなを守るから 誰かオレを守ってくれ…」。
「白い核鉄」が一つしかない、どちらか一人にしか使えないことを知った武藤カズキは
悩んでいました。もちろん使うべき「白い核鉄」はヴィクターであり、
自分ではないことは頭ではわかっていました。
ただ、仮にヴィクターが元の人間に戻れたとして、自分はどうなってしまうのか…
とても不安だと思います。もし自分がヴィクターと同じ状況になってしまったら…
それが心配だと武藤カズキは思っているのではないでしょうか…。
「オレはみんなを守るから 誰かオレを守ってくれ…」という言葉には、
さまざまな「思い」と「願い」が込められていると私は思います。
武装錬金 偽善者(ぎぜんしゃ)
『武装錬金』武藤カズキに関係する「偽善者」という言葉について紹介していきます |
『武装錬金』ででてきた「偽善者」という言葉がとても印象に残っていたので、
少し紹介したいと思います。武藤カズキは蝶野(蝶野攻爵)との戦いの末、
蝶野が最後に言った「謝るなよ 偽善者」という言葉が気になっていた。
その言葉がすぐには忘れられない様子で、暗い顔をしていた。
そして、武藤カズキは「オレ 頑張ったんだ でも… オレ偽善者なのかなぁ…」
と津村斗貴子に聞く…。
そばにいたキャプテンブラボーは、
「善でも!悪でも!最後まで貫き通せた信念に偽りなどは何一つない!!」
「もきキミが自分を偽善と疑うならば 戦い続けろ武藤カズキ!」と言う。
そして、次の戦いはすぐに始まると…。
武藤カズキは16歳。この過酷な1週間でいろいろなことがあり、
しかも津村斗貴子と違い「戦士」ではない。
武藤カズキが言うように頑張っているし、キャプテンブラボーのいうように
「最後まで貫き通せた信念に偽りなど何一つない!!」という言葉もわかります。
ただ、現実は思い通りにいかないこともあるはず!ぜひ前を向いて頑張ってほしいものです。
武装錬金 武藤カズキ VS 対戦相手
『武装錬金』武藤カズキと戦った対戦相手について紹介していきます |
武藤カズキ VS 蛙井(かわずい)
武藤カズキがはじめてホムンクルスと「一対一」で戦うことになった相手。
「未熟は百も承知!でも今 お前等と戦えるのはこの街ではオレだけ!」だから戦うんだ!!
と蛙井と対戦する。
戦いの中で武装錬金の特性に気づいた武藤カズキは、対戦に勝ち、蝶々覆面(パピヨンマスク)
の創造主(そうぞうしゅ)の情報を聞き出そうとするが、倒れてしまう…。
武藤カズキ VS 早坂秋水(はやさかしゅうすい)
銀成学園高校に通っている、生徒会長の早坂桜花(はやさかおうか)と剣道部のエース早坂秋水
(はやさかしゅうすい)の姉弟二人は、超常選民同盟(L・X・E)つまり敵だった…。
武藤カズキは早坂秋水と戦うことになったが、早坂秋水の使う武装錬金「ソードサムライX」は
如何なる量のエネルギーも刀身から吸収し、下緒から放出するという特性を持っているため、
武藤カズキの武装錬金とは相性が悪かった…。
戦いの末、武藤カズキは早坂秋水に勝ったが、ホムンクルスに忠誠を誓った人間だったため、
助けることにする。
武藤カズキ VS ヴィクター
1回目の対戦
フラスコの中ら現れたヴィクター。それは、人間でもホムンクルスでもない第三の存在。
半不老不死を誇る生命体ホムンクルス。ヴィクターは、そのホムンクルスすら喰うことが出来る。
正に地球史全生命体の頂点に立つ男が現れてしまった…。
武藤カズキは、エネルギー全開で「サンライトスラッシャー」を使いヴィクターに挑むが、
武装錬金を壊され倒れてしまう。「斗貴子さん…哭いている……?」戦わなくちゃ…と思う
武藤カズキの武装錬金は、突如「黒い核鉄」となった。
ヴィクターは、「一朝一夕で勝負をつけるのは難しい」といい、逃げてしまった…。
2回目の対戦
ヴィクターとの決戦。白い核鉄を使いヴィクターを人間に戻そうとするが、
第三段階に進んだヴィクターの黒い核鉄の力を相殺するには、出力不足だった…。
武藤カズキはヴィクター化した姿になり、エネルギー全開でヴィクターと共に月まで飛んで行った
武藤カズキ VS キャプテンブラボー
1回目の対戦
武藤カズキと黒い核鉄は既にリンクしていて、もう切り離すコトは出来なくなっていた…。
つまり、武藤カズキは「元の人間」には戻れなくなってしまった…。
夏休みが終わるころにはヴィクターと同じ化物となってしまうため、キャプテンブラボーと
戦うことになってしまった。武藤カズキはキャプテンブラボーとの戦いに敗れてしまい、
海に放り出されてしまった。
2回目の対戦
武藤カズキが生きているという情報を知り、武藤カズキを追ってきたキャプテンブラボーと、
再び戦うことになる。津村斗貴子に、ダブル武装錬金+ヴィクター化のパワーこそが
「シルバースキン」を破る唯一の戦術だとすすめられるが、ヴィクター化はしなかった。
仲間を傷つける戦いはしたくないという、武藤カズキの「信念」でキャプテンブラボーと戦い、
見事勝利する
武藤カズキ VS 蝶々覆面(パピヨンマスク)・蝶野攻爵
1回目の対戦
津村斗貴子に必要な「解毒剤」を手に入れるため、蝶々覆面(パピヨンマスク)と戦うことに
なったが、蝶々覆面はあまりに弱く「パンチ」で倒れてしまった。
ただ、手に入れた「解毒剤」は偽物だった…。21体目のホムンクルスを破壊しようとしたが、
鷲型(わしがた)ホムンクルス「鷲尾」が現れる。武藤カズキと津村斗貴子は鷲尾に身体を
つかまれ、遠くに連れていかれてしまった。蝶々覆面・ホムンクルス共に逃してしまう。
2回目の対戦
武藤カズキは一人で蝶野の実家に行き、「解毒剤」を手に入れるため蝶々覆面
(パピヨンマスク)のところに向かうが、蝶々覆面が「人間型ホムンクルス」となって
しまい、戦うことになる。
ただ、完成前のホムンクルス本体を使ったことで、蝶々覆面は病気の体そのままで「超人」
(ホムンクルス)になってしまった。蝶々覆面を斃した武藤カズキだったが、体に無理を
して戦ったため倒れてしまった。
3回目の対戦
武藤カズキは、蝶野攻爵と決着をつける約束をしていたため、最後の戦いをする。武藤カズキは
戦いに勝利したが、「オレはオマエを二度も殺したくない、これがオレが選ぶオマエとの決着だ」
と蝶野攻爵に伝える。
武装錬金 最後に
ここまで【武装錬金 武藤カズキ(むとうかずき)】
【武装錬金 突撃槍(ランス)と技(名称)】、【武装錬金 武藤カズキ 名言】
【武装錬金 偽善者(ぎぜんしゃ)】、【武装錬金 武藤カズキ VS 対戦相手】
と紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
ここでは、私自身が『武装錬金』を「完結」まで読み、
主人公である「武藤カズキ」に関連する情報だけを集め、紹介しています。
また、『武装錬金』は他にも記事を書いています。
この後【関連記事】として紹介していきますので、興味ある人は覗いてみてください
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『武装錬金』3巻 | 『武装錬金』4巻 |
『武装錬金』5巻 | 『武装錬金』6巻 |
『武装錬金』7巻 | 『武装錬金』8巻 |
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